ティーチャーからファシリテーターへ
これからの教育の新しいスタンダードを共に創る
教育ファシリテーターとは ?
新しい指導要領が始まりました。そのキーワードは先生方もご存知の通り「主体的・対話的で深い学び」です。
研究授業などを見ると、よくこのキーワードをどう具現化するか工夫した授業が見られます。
しかし、授業だけでは「主体的」にも「対話的」にもたどり着くことが難しいでしょう。
普段の教員の子どもたちに関わるスタンスこそが真の「主体性」や「対話的な集団」を育みます。
この教員のスタンスこそがこれからの社会に求められている「ファシリテーター」なのです。
月に2回(90分)×半年間の対話的かつ実践的な継続プログラムにより
本質的な学びを支え、子どもたちが幸せに生きることのできる、ファシリテータースキルを身につけることができます。
この講座を通して・・・
1.子どもたちを尊重し、見守り、時に必要な手助けをして、子どもたちの『主体性』を育むことができる教師になる。
2.失敗の捉え方を学ばせ、子どもたち自身の『対話』によって問題を解決し、自己肯定感を高めることができる教師になる。
3.子どもたちと関わる自分自身の気持ちにも余裕が芽生え、笑顔で子どもたちと関わることができる教師になる。
講座の特徴
他にはない、SEVENSEEDSの教育ファシリテーション講座だからこその特徴があります。
1.学習指導要領の作成協力者が講座の顧問を務めます
本講座の顧問を務めるのは、現行の小学校学習指導要領解説:理科編の作成協力者&国立教育政策研究所・全国学力・学習状況調査の問題作成委員である髙木正之准教授です。直接話を聞けたり、質問をしたりすることができます。
指導要領を作成する過程の裏話を聞くことで、今までの自分の指導の在り方を見直したり、新たな教育観を獲得することができます。
また、元現場の教員なので教育ファシリテーションへの理解も深く、実践レベルでの事例を多く聞くことができます。この講座に参加してくださっている先生方の学校へ講師として訪問してくださるので、髙木先生から直接ファシリテーターが求められているという話を学校で他の先生にもして頂けます。
2.教員経験のある講師がファシリテーションします
新型コロナウイルスによる休校期間中、いち早くオンライン(Zoom)で、ファシリテーション術を駆使した学習活動をしていた、もと教員:山村雄太がファシリテーション講座を担当するため、先生方の気持ちや置かれている状況を理解しながら進めることができます。
また、郡上市のファシリテーション講座の講師も務め、好評を得ています。
郡上市でのファシリテーション講座の様子がダイジェスト版で用意してありますので、下の動画をご覧ください。
3.継続的で対話的な学びを保証します
オンライン(Zoom)を活用して、2週間に1コマ(90分)を半年間行います。
また、講座とは別に、上記したキャンプでの実践場面にも参加していただけます。
講座の内容は、講師と受講者、受講者同士の対話形式を基本としていきますので、聞くだけの受講になってしまうことはありません。
半年間のプログラム内容
※内容は参加者の希望によって変更となる可能性がございます
これらの講座は「対話の時間」を大切にした内容になっていますが、聞くだけの受講も可能です。顔出しNGの場合も対応いたします。
また、アーカイブ化するので、予定が合わない時は、Youtubeで限定配信します。
Q & A
ファシリテーション講座のようす
昨年度、郡上市の市民協働センターで開講した講座のダイジェスト版です。ぜひ参考にしてみてください。
ファシリテーション講座 ダイジェスト版
システムと料金
1. 講座は月2コマ(1コマ90分)
講座:土曜日夜 20:00〜21:30
参加の都合が悪い日は、限定で アーカイブ動画も公開
2. 料金
月額:¥2.900(令和3年度)
定員:20名程度
<料金に含まれるもの>
講義 月2コマ以上+ アーカイブした動画
講義開始までの流れ
1フォームでの申込み
下の申込みフォームから、お客様の情報を入力してください。
2無料の1回目の講義を受講
ファシリテーター講座の1回目(無料)を通して、この講座がお客様にとって良いのかを判断していただきます。
3本講義開始
1回目の講義を通して、良いと思っていただけたら、料金を支払っていただき、2回目以降の講義を受けていただきます。
オンラインファシリテーターの紹介
山村雄太
SEVENSEEDS代表 ファシリテーター責任者
1.出身:岐阜県関市出身。岐阜県立関高校。岐阜大学教育学部 理科生物学科。
2.経歴:小学校(郡上市立吉田小学校・郡上市立川合小学校・関市立桜ヶ丘小学校)に7年間、中学校(瑞穂市立穂積北中学校・岐阜大学教育学部附属中学校)に6年間勤務した。
郡上市市民協働センターのファシリテーター養成講座や、大学生対象のファシリテーター育成講座で講師を務める。
メッセージ
毎日、子どもたちのために先生方があの手、この手で奮闘されていることを、
元教員の僕は知っています。
そして、自分のやっていることは、変化の大きな時代を生きていくこれからの子どもたちのために本当に良いのか、不安になってしまうことも、
先生方と同じように僕は経験しています。
それは全て、子どもたちに「幸せな大人になってほしい」
からこその苦悩ですよね。
幸せな大人を紐解いた調査があります。その調査によれば、幸せの要素の1つとして、物事を「自分で決められる」ということがあります。
でも...学校で子どもたちに自分で決めさせて、間違ったことはしないの?それって放任しているだけじゃないの?自分たちで決めさせることは、なんとなく大切だけど、具体的にどう関わったらいいのか、不安にもなります。
そこで、教育ファシリテーターの出番です。
教育ファシリテーターは子どもたちを尊重し、見守り、時に必要な手助けをして、子どもたちの主体性を育みます。失敗の捉え方を学ばせ、子どもたち自身の自己肯定感を高めます。
実際に全国連合小学校校長会では「ティーチャーからファシリテーターへ」というキーワードが取り上げられていますし、先進的な取り組みをしている他県の学校では、ファシリテーターの育成に力が入れられています。
そんな教育ファシリテーターにあなたならなれます。
教育ファシリテーターの構えができれば、子どもたちと関わるあなたの気持ちにも余裕が芽生え、笑顔が増えます。
SEVENSEEDSは教育に特化したファシリテーターを育成する日本では数少ない団体の1つです。一緒にこれからの教育の新しいスタンダードを創っていきませんか。
本講座顧問の紹介
髙木正之
岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 理科編
作成協力者
学校での学びは、全国的に,すでに教えられる授業から問題解決型の授業へ大きく転換しています。しかし,未だに教師主導の授業が散見されます。もちろん、教えてもらって覚えなければならないことはあります。漢字・記号・名称・器具・使用方法などです。でも,多くのことは,調査・実験・思考などによって獲得できます。教師に求められることは,覚えなければならない知識と子どもが主体的な問題解決活動によって獲得できる知識を見極める力です。そして,子どもの問題解決活動を支援して,自立した学習者に育てる力量が求められています。子どもが,知識を獲得するための問題解決活動を計画する能力や自ら獲得した知識を使いこなす能力の育成を図るのが、これからの学校教育の方向性です。
そのために教員がファシリテーターとして子どもたちと関わることが重要だと考えています。
先生が活躍するティーチャーから子どもの活躍を支援するファシリテーターになる必要があります。自身が受けた授業を教師となって再現するのでは,ティーチャーの再生産となります。いままでの授業観を変えていかなくてはなりません。一例をあげましょう。理科の授業の最後に「まとめ」をしている先生は周囲にいませんか。観察や実験を通して,子どもが「結果から分かったこと」を記述した後に「それでは,今日のまとめです。」と板書している先生はいませんか。これ,ダメですね。もう一つ,理科の授業で毎時間ワークシートを作っている先生はいませんか。あるいは穴埋め式のワークシート。これ,ダメですね。何がダメか,わからない人はすでにティーチャーです。まず,この講座を受けることをお勧めします。
教育ファシリテーター養成講座修了生、教育現場従事者限定コミュニティ
『ワクワクわく外そう会』
講座を受講後は、卒業メンバーで日々の実践から学びを深めることができる場を用意する予定です。
※近日公開予定
お問い合わせ
ご不明な点やご質問がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。