僕たちセブンシーズが、何とか変化させたい!!と思っている現状があります。
それは、18歳の意識調査の「自分で国や社会を変えられると思う」に「はい」と答えられる人が日本人に圧倒的に少ないという現状です。
自分に可能性を感じられている若者がこんなにも少ないからこそ、閉塞感が漂う日本になってしまっているのかもしれません。
ユースセンターは子どもたちが「えっ、そんなこともできるの!?」を本気で一緒に叶えに行く場所です。自分にだってできるという感覚を味わった時の子どもの顔を見たくて活動しています。
今、プリクラ機設置プロジェクトに取り組んでいる女の子たちがいます。彼女たちの思いは切実です。
生徒:「私たちがプリクラ撮るのにいくらかかるか知ってる?」
山村:「400円か、500円でしょ?」
生徒:「違うよ!3500円!!MAGO(関市の商業施設)まで電車で行かないと撮れんのやで。不公平すぎん??私たちだって、盛りたいのに」
山村:「そ、そやな。スマホでも盛れるんちゃう?」
生徒:「わかってないわー。プリクラやからいいんやん!」
山村:「あっ…ごめんなさい」
と、いうことで何とか郡上市にプリクラ機が設置できないか、動くことになりました。レンタル会社を調べてみると、無料レンタルしてもらえるとHPに書いてありました。意気揚々と電話すると、
「それは、繁華街の場合でして…」
子どもたちの希望は儚く散りかけました。
「本当に諦めてもいいの?」と問うと、
「やっぱり、お金無いし、人少ないし、ダメなんかな。郡上おどりの時なら人増えるから行けんかな。」
と、次の案が出始めました。
別の会社に電話をすると、活動に共感してくださり、出来る限り安い価格でと話をいただけました。子どもたちの顔に希望が戻り始めました。
直接メーカーさんに聞いてみたらどうかな?と、教えてもらったので、次は機械の製造メーカーに問い合わせてみることにしました。
すると、子どもたちの活動を何とか応援できないか考えてみますとの返事がもらえました!
子どもたちはガッツポーズ。
「私たち、いけるかもしれへん!」
「私たちが郡上市にプリクラ機持って来られたらすごくない?」
「本気になったら、助けてくれる大人おるんやね。めっちゃいい人。」
これから、町に出てニーズ調査もするそうです。
子どもたちは本気です。何とか、自分達の青春を形におさめたいと動いています。
まだまだ、このプロジェクトはどうなるか分かりません。
ここまで読んでくださった皆さん、自分達に可能性を感じ始めているこの子達を、見守って応援してやってください!!